医者も知らない [人体のねじれ現象]について

     
 何かしたわけでもないのに、首、肩、背中、腰、ヒザなどに突然痛みが生じ、病院では、「腰痛症」などのように、「○○症」と診断されるだけで、はっきり とした原因がわからない病気があります。そのような、病院では根本的な治療法もなく、中々完治しない疾患には、共通した特徴があることを発見しました。  
 
 それが、「人体のねじれ現象」です。人体には右巻きにねじれようとする力が働いているようなのです。これは右利き、左利きとは関係ありません。  
 この右巻きの力は、当然遺伝子の問題ではありますし、引力や磁力の影響も受けているのかも知れません。しかし、何の影響であるにしろ、人体にねじれが存 在することは事実です。

 現代医学では、「治らない」と言われる病気がたくさんあります。しかし、私は、医者が「治らない」という場合、単に医者に「治せない」だけではないかと 思うのです。  「治らない」というのは、現代医学ではその病気の原因がまだ解明されていないか、治療法が不備であるという意味であって、絶対に治らないわけではないは ずです。

 治らない」にしろ「治せない」にしろ、これは、現代医学の病気へのアプローチの方法が根本的に間違っているのではないかと私は考えてきました。また、た とえ病院で治せる病気であっても、治療と引き替えに体に大きなダメージが残ったり、原因もはっきりしないのに、症状だけ取り去る治療に終始しているのが現 代医学の現状です。

 これらの現代医学への疑問が、私の研究の根底にあるのです。

 前シリーズのテーマである「形態異常」と、これからお届けする「人体のねじれ現象」を解明することによって、多くの疾患に対して、従来の医学体系とは違 う側面からのアプローチが、今後は可能になっていくはずです。これは非常に意味のある発見・研究だと自負していますし、この研究を公表することで、医者か ら「治らない」と言われて苦しんでおられる方や、根本的な治療法を模索しておられる医療従事者のお役に立てればと願っております。


           偏頭痛

  そもそも頭痛とは、頭蓋骨の外側で起こる慢性頭痛と、頭蓋骨の内側で起
 こる頭痛の2つに分けられます。
 
 慢性頭痛は、頭痛の90%を占めると言われていますが、片頭痛はその慢性
 頭痛のひとつで、頭痛の中では最も一般的なものです。
 
 そして、頭の左右どちらか一方に、発作的に起こるのが特徴です。
 
 片頭痛は、たぶんほとんどの人が経験していると思います。
 
 しかし、これだけ一般的な病気であるにも関わらず、はっきりとした原因は
 まだ医学的には解明されていないのです。
 
 原因が特定されていないのですから、市販の頭痛薬などでは片頭痛は治りま
 せん。
 
 しかし、この頭痛が起きる原因は、実は単純なのです。
 
 片頭痛の人の頚椎(※)を見ると、必ず上から2番目の椎骨が左にずれていま
 す。
 
 つまり…
 
 ズレが頭痛を引き起こしているのです。 

 なんでこんなカンタンなことがわからないんだ!と思ってしまいますが、ず
 れた椎骨を元の位置に指で戻してやると、片頭痛はピタリと止まります。
 
 私の診た限りでは、片頭痛の方のほとんどは頚椎の2番目が左にずれていま
 すが、まれに右にずれている方もいます。
 
 この右へのズレの発生は、事故などの外的要因の影響か、もしくは出生時に
 へその緒が首に巻きついて生まれてきたことなどが影響しているようです。
 
 しかし、これはほんの少数で、大半は左にずれています。
 
 
 解剖学的な詳しい説明は省きますが、
 
 元々あるズレ + 何らかの原因によるねじれ → ズレの増幅 → 痛みの発生
 
 という仕組みになっています。
 
 頚椎のズレだけでなく、ねじれ現象は様々な症状を引き起こします。
 
 それらの諸症状の改善は私にも可能ですが、現在のところ、ねじれ現象自体
 がなぜ起きるかはまだ解明できていません。
 
 そのため、一旦症状が改善しても、常に再発の可能性を秘めているのが残念
 なところです。
 
 今現在わかっているのは、どうやら、食べ過ぎ(特に夜遅い時刻の過食)や
 冷え、疲れや睡眠不足などで、体が固まるような状況だと、ねじれによる諸
 症状が出やすいようだということです。
 
 これは、ガンの前兆である形態異常とは出発点こそ違いますが、形態異常予
 防のための「健康21ヶ条」で日常生活の改善をしていただくのが、再発防
 止のポイントである点は同じです。 
  
 
 いずれにしろ、片頭痛自体は、物理的に頚椎がずれているために発生してい
 ますので、薬を飲んでも治らないことは知っておいてくださいね。
 
  ※頚椎=脊椎骨の最上部の7個を指す。いわゆる首の骨。
 

          ◇腰痛

  腰痛は、とても一般的な疾患です。

 あなたの周りにも、必ず一人や二人は腰痛の方がいらっしゃるでしょう。

 しかし、単に腰痛といっても、その原因はさまざまです。

 ここでは、整形外科で「腰痛症」と診断される疾患について考えてみましょ
 う。

 腰痛症は、椎間板ヘルニアのようには、痛みやしびれの原因をはっきりと特
 定できない場合に付けられる病名です。

 「○○症」と診断されたら、原因がわからないのだと考えてください。

 原因がはっきりしないので、病院では治療法もまだ確立していません。

 そのため、湿布や鎮痛剤などの対症療法しか施してもらえません。

 しかし、腰痛症の方の腰椎を見ると、明らかに異常があります。

 レントゲン撮影ではわからなくても、指でなぞってみると、痛みやしびれの
 元となる椎骨の倒れ込みがハッキリと確認できます。

 腰痛症の場合、椎骨が、階段のように規則性のある倒れ方をしており、左に
 傾いているのが特徴です。

 これは、腰椎が右巻きにねじれた結果起こるものと考えられます。

 転んだり、事故にあったりなどのように、外側から力が加わったわけでもな
 いのに、痛みやしびれが出る場合、それは内側から発生した「ねじれ」が原
 因なのです。

 「ねじれ」による腰痛は、軽いものなら、2、3日おとなしくしていれば
 「ねじれ」が収まって治ります。

 しかし、「ねじれ」がひどい場合には、外側からの矯正が必要になります。

 また、もっと「ねじれ」の度合がひどかったり、内側からの「ねじれ」に、
 さらに外的要因が加わると、椎間板に亀裂が入り、椎間板ヘルニアにまで発
 展してしまうこともあります。

 そこまで進んでしまうと、一度の矯正では完治しにくいやっかいな状態に
 なってしまいますので、くれぐれも安静にしてくださいね。


 ■注)ねじれ防止について
 
  ねじれによる諸症状の改善は私にも可能ですが、現在のところ、ねじれ現
 象自体がなぜ起きるかはまだ解明できていません。
 
 そのため、一旦症状が改善しても、常に再発の可能性を秘めているのが残念
 なところです。
 
 今現在わかっているのは、どうやら、食べ過ぎ(特に夜遅い時刻の過食)や
 冷え、疲れや睡眠不足などで、体が固まるような状況だと、ねじれによる諸
 症状が出やすいようだということです。


         変形性股関節症

  ■変形性股関節症(へんけいせい こかんせつしょう)


  変形性股関節症とは、股関節(足の付け根の関節)に痛みが出て、歩きに
 くくなる症状の病気です。

 病院では、臼蓋形成不全、先天性股関節脱臼など、股関節の造りに問題があ
 るのが原因とされています。

 現在、病院での治療法は、鎮痛剤による対症療法か、手術しかありません。

 --------------------------------------------------------------------

  股関節が痛む方は、実際かなりの数いらっしゃいます。

 しかし、私の見る限り、変形性股関節症と診断された方でも、股関節自体に
 問題のある方は、100人に1人いるかどうかといった少数です。

 実際は、腸骨がねじれているために神経の圧迫が起きて、股関節部に痛みが
 生じている方ばかりなのです。

 この場合、この腸骨のねじれを矯正すれば、股関節の痛みはその場で消失し
 てしまいます。


  股関節自体に問題がないのですから、整形外科で手術をしたために、前よ
 りも症状が悪くなる方がおられるのは残念なことです。

 また、民間の治療院などで、片足が短いのを治すと言って、足を引っ張った
 りひねったりするのも非常に危険です。

 変形性股関節症の方は、これで症状が悪化する場合がありますので、特に注
 意してください。

 そもそも、足を引っ張るというのは股関節脱臼を招く危険な行為ですし、治
 療のための手技としても、必要のないものだと私は思っています。

 
  足を組んだり、横座り、アヒル座り、片足に体重をかけて立つこと、また
 横向きで寝るのも、症状を悪化させますので、絶対に避けてくださいね。

 こういう癖のある方は、今は症状がなくても、年齢とともに今後症状が出て
 くる可能性が高いので注意が必要です。



         変形性膝関節症

  ヒザが痛くて正座ができない、階段の上り下りがしづらい、などの症状と
 ともに、ヒザに水が溜まって、病院で水を抜いてもらったという方の話は、
 よく耳にします。

 その多くは、変形性膝関節症と診断されます。

 これは、老化のため、膝関節の半月版がすり減っているとか、骨に棘ができ
 ているのが原因だ、などと説明されるようです。


  常にヒザが痛くて歩きにくいと、歩行量が減ります。

 すると、膝関節を支える筋力が低下してきます。

 膝関節には、歩くだけで体重の3〜4倍の力が加わると言われています。

 そのため、筋力が少しでも低下すれば、筋肉で支えきれない重みを、関節自
 体で支えることになってしまうのです。

 その結果、ヒザの軟骨である半月板や骨の表面の膜がこすれます。

 摩擦が増えれば痛みも増しますし、潤滑剤の役目をしている液体の分泌も増
 えます。

 このため、ヒザに水が溜まるようになりますし、水が溜まれば、それがまた
 神経を圧迫して痛みを出すという悪循環になるのです。


  変形性膝関節症と診断された場合、病院での治療法は、湿布や鎮痛剤の処
 方などの対症療法か、手術しかありません。

 しかし、結果的には、ほとんどの人が整形外科に通っても治りません。

 整形外科の側でも、老化だから完治しないのは仕方ないという結論になるよ
 うです。

  この症状の方を、私も数多く診ていますが、そのほとんど、多分9割くら
 いの方の場合、痛みの元は腰椎の4、5番目のズレにあります。

 痛いのはヒザなのに、腰の骨がズレてるからだなんて、不思議ですよね。

 しかし、腰椎のズレが神経を圧迫し、それが痛みとして出る先が、たまたま
 ヒザだっただけなのです。

 神経はつながっているのです。

 ヒザの裏側に痛みが出る場合は、腰椎4番が左にズレており、ヒザの表側に
 痛みが出る場合は、5番が左にズレているのです。

 元々、痛みの元がヒザではないのですから、ヒザを治療しても治るわけでは
 ありません。

 ですから、このズレた部分を矯正すると、ヒザの痛みも消えてしまいます。

  これは決して老化ではなく、若い人にも出る症状です。

 このズレ方に規則性があることから見ても、これが、ねじれ現象のひとつで
 あることがわかります。

 ヒザ自体をぶつけたり、ひねったりした記憶もないのに、ヒザに痛みが出る
 場合は、ねじれ現象ではないかと疑ってみてください。

 その場合、まずは、ねじれ現象が起きないように生活を見直してみること。

 また、膝関節に直接体重をかけない水泳などの運動で、筋肉を鍛えるように
 してみてくださいね。



     四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)

  腰痛と同様に、五十肩や四十肩は非常に一般的な疾患です。

 本人にとっては、とてもつらいのですが、他人からはあまり同情されないと
 ころが余計につらいところです。

 五十肩は、正式には肩関節周囲炎とされ、1〜2年で自然治癒するものなの
 で、病院でもあまり積極的な治療は行なわれていません。

 老化なので仕方がないと言われて、せいぜい、関節を固めないように、痛く
 ても、よく腕を回すことを勧められるぐらいです。

 実は、この症状自体は、20代、30代での発症も珍しくありませんし、こ
 れは、肩や肩甲骨周辺で痛みを出す複合的な神経痛であって、決して肩関節
 の老化ではありません。

 逆に言うと、老化であるならば、1〜2年で自然に回復するはずもないので
 す。

 この症状を訴える方を診ると、肩関節自体には異常はなく、頚椎、肩鎖関節、
 胸椎など、少なくとも3ヶ所以上ズレています。

 これは、ズレの方向に規則性があることから見ても、やはりねじれ現象が原
 因であると言えます。

 ねじれ現象によって、ズレが増幅したために痛みが出ているわけですから、
 ズレた部分を矯正すれば、痛みは消えてしまいます。

 発症からある程度時間がたっていると、関節が固まっていますので、機能的
 な回復には、そこそこの時間が必要となりますが、ズレによる痛みさえなけ
 れば関節の運動もできますので、そんなに長期間になることはありません。
 
  ラジオ体操などで、腕を上に上げる運動を毎日欠かさずやるのは、肩関節
 のためだけでなく、健康のためにも重要なことなんですよ。



           顎関節症

  顎関節症とは、口を大きく開けられなくなったり、口の開閉時にカクカク
 と音がするなどの症状を出す疾患です。

 口腔外科では、咀嚼筋(噛むための筋肉)の障害、顎関節組織の障害、スト
 レスが原因だとされています。

 特に、顎関節の中にある関節円板に障害のあるものが、大部分を占めると言
 われています。

 病院での治療法としては、スプリント、薬物療法、手術などがありますが、
 決定的な治療法はまだないようです。

  
  しかし、私が診たところでは、顎関節症の方は、必ずと言って良いほど、
 頚椎1番(首の一番上の骨)がズレています。

 この頚椎1番の骨は、環椎とも呼ばれ、他の椎骨と違って特殊な形をしてい
 て、横突起と言う、横に伸びている突起が、他の椎骨よりも長く出ているの
 が特徴です。

 この突起が長いので、環椎がズレると、下顎骨や靭帯に影響し、下顎が後ろ
 にズレるようになります。

 これが、顎関節症の原因になっていると私はみています。

 この場合は、環椎のズレを矯正すると、口が大きく開くようになり、開閉時
 の音もしなくなります。

 しかし、逆に、下顎が前にズレている場合は、歯のかみ合わせに原因がある
 と思われますので、その場合は、歯医者さんで歯列矯正をするのが良いで
 しょう。


  環椎は、構造上、単独では人体のねじれ現象の影響は受けにくく、頭骨、
 もしくは頚椎2番のねじれと一緒にズレるため、左右どちらにでもズレを起
 こします。

 左右どちらにズレていても、顎関節と環椎のズレの方向は一致しています。

 統計的な数字は出ていないようですが、左側に問題のある顎関節症の方が多
 いと感じている歯科医もおられます。

 私が診た限りでも、環椎が左にズレている方が多いようですので、大半は、
 ねじれ現象が原因であると言えると思います。


  環椎は、頭を前後と斜め後方に動かすのを担当する骨ですので、日頃から
 頭を回すような首の運動を習慣にするといいですね。

 意外かも知れませんが、顎関節症予防にも、ラジオ体操を毎日やるのがお勧
 めです。



      胸痛・肋間神経痛・側刺痛

  胸や背中に出る痛み(胸痛・肋間神経痛・側刺痛)

  胸から背中にかけて痛みが出るのは、胸痛・肋間神経痛・側刺痛と呼ばれ
 る疾患の共通した症状です。

 この場合、表面ではなく、体の奥で痛みを感じるのが特徴です。

 そのため、何か大変な病気ではないかと思ってしまいます。

 足や腰が痛んでも、ほとんどの人はそこに重大疾患があるとは思いません。

 それが、胸や背中の奥のほうが痛むとなると、心筋梗塞や狭心症などの心疾
 患やガンの疑いもありますので、不安になるのも当然です。

 しかし、実際には、胸や背中が痛む方がそれらの疾患である可能性は、かな
 り低いものなのです。


  病院で診察を受けると、胸痛は大胸筋のコリ、肋間神経痛は骨の老化や筋
 肉の筋違い、側刺痛は胸膜(肋膜)の癒着などが原因だと言われます。

 しかし、私が診ますと、胸や背中の痛みを訴える人のほとんどは、肋骨の軟
 骨部(肋軟骨)や胸椎にズレがあるのです。

 胸の側と背中の側の肋骨はつながっていますので、胸の側で肋軟骨がズレれ
 ば、引っ張られて背中の側の椎骨がズレます。

 そのため、この部分にズレがあれば、胸から背中にかけて痛みが出るように
 なるのです。


  この胸椎や軟骨のズレは、最も簡単に矯正できますし、痛みもすぐに取れ
 ます。

 簡単に矯正しやすい部分だということは、それだけ簡単にズレやすい所でも
 あるといえます。

 単なるズレだとわかれば、いかにも単純な症状なのですが、そこに気が付か
 ないとなると、心臓外科、消化器科、整形外科、心療内科など、全て受診し
 て様々な検査をしても、結局原因がわからないということにもなります。

 しかし、共通して決まった場所・決まった方向でズレが起こっていますの
 で、これもねじれ現象が原因のひとつだと思われます。

 原因がねじれ現象であれば、2、3日おとなしくして、お風呂で体を温める
 ようにしていれば、ねじれが緩和されて痛みもやわらいできます。

 他の骨のズレと同様に、寝る前にモノを食べるとズレやすくなりますので、
 就寝前の飲食は控えてくださいね。



           足がつる

  足がつる(特発性筋痙攣)

  夜寝ている時に、突然足がつる症状を、特発性筋痙攣(とくはつせいきん
 けいれん)といいます。

 特発性筋痙攣は、結構たくさんの方にみられる症状です。

 病院では、原因がはっきりわからない症状に対して、「特発性」という言葉
 を遣います。

 原因がある程度までわかっている場合には、「続発性」○○という病名にな
 ります。

 つまり、この特発性筋痙攣も、医学的には原因がまだはっきりしていないこ
 とを意味しています。


 病院では、治療にビタミンEやビタミンB1や筋弛緩薬を使います。

 また、体を温めたり、体操をするように勧められたりするようです。


  しかし、私が診たところでは、足がつりやすい方の骨盤は必ず大きくねじ
 れています。

 骨盤がねじれていると、骨盤内で足に向かう血管や神経が圧迫されるので、
 痙攣を起こしてしまうのです。

 これが、足がつった状態です。

 この場合、ねじれが原因ですので、骨盤のねじれを矯正すると、症状は出な
 くなります。

 これは、一定の方向に規則的にねじれているのが特徴ですので、ねじれ現象
 が原因であると言えます。


  このねじれは、簡単に言えば、左の腰が上体のほうに上がっている状態で
 すから、左足が短くなっているように見えます。

 これに対して、短いほうの足を引っ張って治そうとする治療家がいますが、
 これは股関節の靭帯(じんたい)を伸ばしてしまう恐れがあります。

 足の長さを調整するために足を引っ張るのでは治療にはなりませんし、非常
 に危険な行為ですので、絶対にやらないようにしてください。

 
 自分でできる治療法としては、左右等間隔の歩幅で歩くようにするのが良い
 ようです。

 四角いタイル敷きのところを歩くと、歩幅が合わせやすいので試してみてく
 ださいね。

 この時、つま先立ちで腰をそらし、左右の足に均等に重心をかけて歩くのが
 コツです。

 ※糖尿病の方もたまに足がつる場合がありますが、それは骨盤のねじれとは
  関係がありません。




          花粉症

  春になると、花粉症で悩まされる方が大勢いらっしゃいますね。

 街でも、大きなマスクをした方をたくさん見かけるようになりました。

 花粉症は、スギ花粉が引き起こすと言われていましたが、最近では、ディー
 ゼル車の排気ガスから出る物質が空中に飛散するスギ花粉に付着したものが
 原因だといわれているようです。

 体内では、呼吸によって鼻から取り込まれた花粉などの異物に対して免疫機
 能が働き、免疫グロブリンEという抗体が作られます。

 その状態で、そこに再度花粉などが侵入してくると、免疫グロブリンEが反
 応してヒスタミンなどのアレルギー物質を放出します。

 これが、花粉症の症状である鼻水、鼻詰まり、くしゃみ、目のかゆみなどを
 引き起こしているのです。

 そのため、花粉症に対しては抗ヒスタミン薬などが処方されます。


  では、なぜ花粉症がねじれ現象と関係するのか疑問に思われるでしょう。

 もちろん、ねじれ現象が根本原因となって花粉症を引き起こすわけではあり
 ません。

 しかし、ねじれ現象が起きると、花粉症を誘発し、目のかゆみ、鼻水、鼻詰
 まりなどの諸症状を増幅してしまうようなのです。

 そこで、花粉症の症状が出ている方を診てみると、ねじれ現象によって頚椎
 がズレていることがわかります。

 この頚椎のズレが、顔面にある三叉神経や血管の圧迫を引き起こし、その結
 果、花粉症の症状が一層悪化しているのです。

 要するに、症状の出方はその日の花粉の飛散量だけで決まるものではなく、
 ねじれによってひどくなったり軽くなったりしている場合があるということ
 なのです。

 これは、頚椎のズレを矯正すると花粉症の症状がかなり改善されることでも
 証明されます。


  また、花粉症の方の体には、一時的に形態異常(※)が現れています。

 今現在の症状があまりにつらいと、ほとんどの方は花粉症の薬を飲んでしま
 いますが、そうすると、一般的に処方される花粉症の薬では症状自体は抑え
 られても、形態異常は悪化してしまいます。

 しかし、眠れないほどひどい症状の場合、薬による一時的な緩和はやむを得
 ませんので、花粉症の時季が過ぎたら、できるだけ早く服用を止めて、よく
 汗を出して代謝を良くし、体質改善に励むようにしてください。

 症状のある方は、夜更し、食べすぎ、飲酒などには特に注意してください。




      三叉神経痛・後頭神経痛

  顔や頭の刺すような痛み(三叉神経痛・後頭神経痛)

 これらの神経痛は、あまり一般的ではありません。

 顔面に出ている痛みを三叉神経痛と言い、頭の髪の毛が生えている部分に出
 ている痛みを後頭神経痛と言います。

 どちらの場合も、金串を刺すようなかなりの激痛が、左右どちらか片側だけ
 に周期的に出るのが特徴です。

 三叉神経痛は特発性(原因がはっきりしない)で、後頭神経痛は続発性(原
 因がある程度特定できている)の神経痛だと言われていました。

 しかし、実際にはどちらも原因がはっきりしていないようです。

 そのため、病院では根本的な治療方法もなく、時間とともに痛みが消失する
 のを待つのが一般的です。

 
  当院にこの部分の神経痛を訴えて来られる方を診ると、痛みが出ているの
 が顔であっても頭であっても、頚椎1、2番目がズレています。

 この頚椎1、2番がズレると、後頭神経が圧迫されて痛みが出ます。

 また、後頭神経と三叉神経は密接につながっていますので、頚椎1、2番が
 直接三叉神経を圧迫しなくても三叉神経にも痛みが出ます。
 
 後頭神経と三叉神経の関わりについての医学的な研究は、まだ進んでいない
 ようですが、後頭神経を刺激すると三叉神経に痛みが走ることを、私は確認
 しています。

 このことからも、後頭神経と三叉神経との間には、かなり密接な関係がある
 と見てよいと私は思っています。

 いずれにしろ、物理的に力が加わってズレたのでなければ、原因はねじれに
 よるズレだと思われます。

 原因がねじれであってもなくても、ズレ自体を手技で矯正すると、必ず痛み
 は消失しますので、痛みの原因がズレであることも間違いありません。


  ねじれによるズレで痛みが出ている時は、なるべくおとなしくして、ねじ
 れが戻るのを待ちます。

 頚椎はデリケートな部分ですので、下手に揉まないようにしてください。
 
 病院で湿布を処方される場合もありますが、基本的には温湿布のほうが痛み
 がやわらぐようです。

 冷湿布でも、湿布には消炎剤が入っていますので、ある程度は効果があるで
 しょう。

 たまに、虫歯や歯肉炎のせいで三叉神経痛を引き起こしていることもありま
 すので、その場合は歯科での治療を優先してください。



         胸郭出口症候群

  腕の痛みやしびれ(胸郭出口症候群)

  仕事がたてこんできて、疲れが溜まっている。

 そんな時、腕や手に痛みやしびれが出る方がいらっしゃいます。

 仕事の状態が落ち着いて、気が付くと症状がなくなっているので、案外病院
 には行かないで済ませている方も多いようです。

 しかし、症状があまりにひどい時、試しに病院に行ってみたら、ほとんどの
 場合、「頚椎症」や「頚椎ヘルニア」などと診断されるはずです。

 要は、この痛みやしびれの原因は頚椎にあると診断されるわけです。


  確かに、頚椎に問題があって痛みやしびれが腕や手に出ている場合は多い
 ようです。

 しかし、腕や手に向かう途中の鎖骨や第一肋骨(胸郭)で、頚椎から出た神
 経が圧迫されて、同じ症状を出すこともあるのです。

 よく間違われるのですが、この場合は「胸郭出口症候群」と診断されます。

 この「胸郭出口症候群」の場合も、ほとんどの方が頚椎にも問題があります
 ので、頚椎(首の部分)だけレントゲンやMRIで撮影して、頚椎に原因あ
 りと簡単に診断してしまっているようです。

 そして、症状がひどいようなら、整形外科では頚椎の手術を勧めます。

 しかし、症状の原因の大部分を占めているのが胸郭であれば、頚椎の手術だ
 けでは症状の根治は難しいはずです。

 それだけでなく、頚椎の手術は重要な神経系を傷つける可能性もありますの
 で、できるだけ避けたいものです。

 手術を勧められた方は、他の病院で「胸郭出口症候群」ではないかを確認し
 てもらうようにしてください。


  では、「胸郭出口症候群」だと診断された場合はどうでしょう。

 「胸郭出口症候群」は、なで肩の体型の方が発症しやすく、原因は、鎖骨や
 第一肋骨の変形にあると言われています。

 そして、この変形がひどい場合は、手術の対象になります。

 しかし、私が診たところ、原因は鎖骨と第一肋骨だけではなく、肩甲骨のズ
 レも関係しているようです。

 肩甲骨がズレると、いっしょに鎖骨や肋骨が引っ張られます。

 すると当然、つながっている頚椎も同じ方向に引っ張られてズレてしまいま
 す。

 これが、腕に向かう神経を圧迫して、痛みやしびれの症状を出すのです。

 このように、原因が複合的なのですから、全てのズレが正しい位置に戻らな
 ければ、症状はおさまりません。


  それでは、このズレが起きる原因はなんでしょう。

 重い物を持ったり、重たいバッグを肩にかけたりなどの物理的な原因でズレ
 てしまうこともありますが、そういった理由もなく発症する場合は、「ねじ
 れ現象」によるズレが原因となっていると私は考えます。

 実際、「ねじれ現象」によるズレは、物理的な原因によるズレよりも圧倒的
 に多く発生しているようです。


 「ねじれ現象」によるズレの場合は、お風呂などでよく温めて血行を良くす
 れば、症状は軽減します。

 詳しくは、下記の「ねじれ現象」の予防の項目や、「健康21ヶ条」をお読
 みください。

 また、ズレが悪化しますので、腕や手に痛みやしびれがある時は、症状のあ
 るほうの手で重たい物を持ったり、そちらの肩にバッグをかけたりしないよ
 うにしてください。



     帯状疱疹(たいじょうほうしん)

  みなさんのほとんどの方が、子どもの頃に水疱瘡(みずぼうそう)にか
 かったことがあると思います。

 この水疱瘡の原因は、ヘルペスウィルスです。

 このヘルペスウィルスは、水疱瘡が治った後も神経の中に潜伏し、体力が
 弱って免疫力が低下して暴れ出すと、肋間神経や後頭神経、三叉神経など
 の末梢神経を傷めつけて、帯状疱疹として発症するのです。

 そうなると、大変な痛みが発生します。

 重症型の場合、この痛みは地獄の苦しみだと言われています。


  ヘルペスウィルスは水疱瘡にかかったことがあれば、ほぼ全員が持ってい
 るのですが、帯状疱疹は、昔はお年寄りの病気でした。

 また、一度かかれば、二度はかからないと言われていました。

 しかし、今は若い人でも発症しますし、再度発症することも珍しくありませ
 ん。

 病院での治療は薬物療法が主体で、レーザー治療なども行なうようですが、
 現在のところ、根本的な治療法はまだ確立されていないようです。


  実は、この帯状疱疹は、ズレで圧迫された末梢神経に発症しており、ズレ
 と密接に関係している病気なのです。

 ズレていても、免疫力が極端に低下していなければ単なる神経痛として発症
 します。

 しかし、ズレによって常に神経が圧迫されて弱ってくれば、神経細胞自体も
 弱ってきてますので、細胞の免疫力も低下してしまいます。

 そうなると、ヘルペスウィルスが暴れ出すようになるのです。

 このように、一旦ウィルスが暴れ出して帯状疱疹が発症してからでは、皮膚
 に水疱があるので、体の外側から手技でズレを矯正することができません。

 水疱がおさまってからの後遺症による神経痛であれば、ズレを矯正すること
 で症状を緩和できますが、暴れている最中のウィルスの勢いには、矯正も追
 いつかないのです。



         ズレについて

  シリーズでお届けしてきた「ねじれ現象」における様々な症状は、骨のズレ
 によって発生しています。

 しかし、実は現代医学においては、骨がズレるという概念(考え方)は存在
 していません。

 ズレという言葉は、指圧や整体などの民間療法のみで遣われており、整形外
 科などでは、関節のズレ以外では、ズレという言葉を遣うことを極端に嫌が
 る傾向があります。

 けれども、椎間板ヘルニアなどというよりも、骨がズレていると言ったほう
 が一般的には症状を理解しやすいでしょう。


  いわゆる背骨は、首から腰にかけて椎骨が24個積み重なって構成されて
 おり、そのそれぞれの椎骨の間には、椎間板が挟まってクッションの役目を
 しています。

 よく聞く椎間板ヘルニアは、この椎間板に何らかの原因で亀裂が入り、椎間
 板の中にある髄核が飛び出して神経を圧迫したために起きる症状だとされて
 います。

 それが頚椎なら頚椎ヘルニア、腰椎なら腰椎ヘルニアと診断されます。

 また、レントゲンやMRIなどの画像で判断した結果、ヘルニアだと認めら
 れなければ、腰痛症、頚椎症などと診断されます。

 この○○症と診断された場合は、ガンの骨転移やリウマチ、または骨折など
 といった重大疾患ではないですよ、と言っているだけであって、病院として
 は、痛みの原因は全くわかりませんから、お手上げです、という意味なので
 す。

 つまり、ヘルニアにしろ、○○症にしろ、患者さんがどんなに痛みを訴えて
 いても、整形外科にとっては、骨のズレという考え方が存在しない以上、原
 因の存在は特定できないわけです。

 原因がわからないのですから、治療方法もわかりません。

 患者さんは、痛み止めや筋弛緩剤などを注射されて、飲み薬をもらって帰っ
 て、自然治癒するのを待つしかないのです。
 しかしながら、民間療法で遣われている骨のズレという表現も、正確に症
 状を表す言葉としては不適切だと私は考えています。

 腰椎の場合は、棘突起(きょくとっき)という椎骨の一部分が折れて、腰椎
 すべり症という症状が起こる場合がありますが、これは例外です。

 ズレているといえば、ダルマ落としのような状態をイメージしてしまいます
 が、椎骨の構造上、この腰椎すべり症のように骨折しているのでなければ、
 こういう形に骨自体がズレることはありえないのです。


  実際は、クッション役の椎間板に微妙な亀裂が生じたり、椎間板の内圧が
 弱った時に、上に乗っている椎骨が倒れ込んできます。

 椎骨が傾くと、傾いた側(倒れ込んだ側)の知覚神経を圧迫しますので、痛
 みが出ます。

 これは、家を建てた時、土台が安定していなければ、時間とともに家が傾い
 てくるのと同じ仕組みです。

 この椎骨の倒れ込んだ状態を、私はズレと呼んでいるのです。

 このズレは、従来のズレとはとらえ方が大きく異なりますので、整形外科は
 もちろんのこと一般の民間療法でも、椎骨の倒れ込みによる傾きが痛みの原
 因となるという概念は存在していません。

 
  また、痛みやしびれの原因として、上記の椎骨の倒れ込み以外にも、関節
 のズレが挙げられます。

 関節のズレは、整形外科では捻挫、亜脱臼、脱臼、骨折として診断されます
 が、これらの場合は、レントゲンやMRIでの診断上、明らかに靭帯損傷や
 骨折などが認められなければ、異常ナシと診断されてしまうことが多いよう
 です。

 以前、ある男性が崖から落ち、肩に異常な痛みを感じて整形外科を受診した
 ところ、肩のレントゲン撮影の結果、骨折は見当たらないので異常ナシと診
 断され、鎮痛剤を処方されました。

 しかし、私が診ると、上腕骨、鎖骨、肩甲骨が大きく前方にズレ込んでいる
 のが確認できました。

 これらの骨が一度にズレ込むと、広範囲で知覚神経を圧迫しますので、とん
 でもない痛みが発生して当然です。

 この例などは、一方の肩だけのレントゲン撮影では異常が発見できなくて
 も、両肩の撮影をしていれば肩の位置の異常はハッキリわかったはずです。

 そもそも、本人が激痛を訴えているのに、異常ナシとしか診断できないのは
 おかしなことです。

 ここまでの激痛ではなくても、整形外科では診断できない関節のズレによる
 痛みやしびれを訴える方は、受診される方のかなりの数に上るでしょう。

 その中で、最もよく見られるのは、仙腸関節、肩鎖関節のズレです。

 これらの関節のズレによる腰痛、ヒザ痛、手足のしびれなどは、整形外科に
 行っても治らないのが定説になっているようですし、手術までしたのに痛み
 が取れないこともよくあります。

 これは、従来の画像診断には不備があり、骨に由来する痛みの発生に対して
 の科学的なアプローチが明らかに間違っていることの証です。


  現在、腰痛なども含めて、痛みのメカニズムに関しては科学的にかなり研
 究が進んできています。

 しかし、それは分子レベルのことであって、ズレによる痛みの場合、原因の
 ほとんどが物理的な問題なのですから、当然ながら力学的な治療方法の研究
 がなされなければいけません。

 腰痛にどんな鎮痛剤や筋弛緩剤が有効かを研究するよりも、力学的にどのよ
 うな力を加えるべきかが、治療には最も重要なのです。

 そのためには、整形外科でも痛みの原因をきちんと解明することに責任をも
 って、骨のズレ(傾き)と関節のズレの存在そのものを認めるべきです。

 ズレの存在が認められた時初めて、私が発表してきた人体のねじれ現象の存
 在も明らかになっていくことでしょう。


  長年、整形外科がかたくなにズレの存在を認めてこなかったために、かな
 りの数の患者さんが、今も痛みに悩まされ続けています。

 強力な痛み止めなどを飲ませ続けることのリスクも合わせて、整形外科での
 治療方法の改善を強く希望いたします。



 

         下肢静脈血栓

 下肢静脈血栓とは、ふくらはぎ、下腹部、鼠径部(そけいぶ)に血栓がで
 きる病気です。

 血栓は、血管の中に血の固まりができてしまう現象ですが、血栓がなぜでき
 るのかは、まだ科学的に解明されていません。

 しかし、人間はどんな病気で死に至ろうとも、最終的には血栓ができて、そ
 の血栓の影響で死を迎えることになるのです。

 下肢静脈血栓は、近年よく耳にする「エコノミークラス症候群」のように、
 乗り物のシートに同じ姿勢で長時間座り続けたりすると発生しますし、外傷
 や手術などでは特に高率で発生します。

 そして、下肢静脈にできた血栓が肺動脈に流れて肺塞栓になると、そのまま
 死亡する確率もグンと高くなります。


  この下肢静脈血栓というのは、実は圧倒的に左側に多く発生するものなの
 ですが、その原因は、右腸骨動脈と左腸骨静脈とが交差する、解剖学上の位
 置関係のためだと言われています。

 つまり、医学的にみて、人体の構造的欠陥に由来するものだと考えられてい
 るのです。

 しかし、左側に多く発生することからみれば、これは「ねじれ現象」による
 腸骨のねじれが原因ではないかと私は考えます。

 腸骨のねじれが、腰痛などの様々な痛みの原因となることは「ねじれ現象」
 のシリーズでもお伝えしましたが、腸骨がねじれると、必ず腰椎5番が左に
 ズレます。

 すると、右腸骨動脈と左腸骨静脈が交差する部分に血管を圧迫する力が働き
 ます。

 このため、下肢静脈血栓が左側に多発するのではないかと考えているので
 す。


  下肢静脈血栓は、一旦できてしまうと非常に治りにくいやっかいなもので
 すし、それが肺塞栓の原因にもなるとなれば、爆弾を抱えて生活するような
 ものです。

 そうならないためにも、腸骨のねじれ予防のためには、日頃からしっかり歩
 くようにしてください。

 デスクワークで長時間座っている状態もエコノミークラス症候群を引き起こ
 しますので、せめて1時間に1回は立ち上がって、軽く屈伸運動などをする
 ようにしてください。





発信情報一覧

がんの前兆シリーズ

人体のねじれ現象

健康21ヶ条

痛み・不快の原因 VOL1

美術形態学の夜明け

誤診の実態

美術形態学

参考文献

講習会参加者やご興味のある方向けに当会が推薦する文献をご紹介します。