変形性股関節症


 変形性股関節症とは、股関節(足の付け根の関節)に痛みが出て、歩きにくくなる症状の病気です。 病院では、臼蓋形成不全、先天性股関節脱臼など、股関節の造りに問題があるのが原因とされています。 現在、病院での治療法は、鎮痛剤による対症療法か、手術しかありません。  --------------------------------------------------------------------

  股関節が痛む方は、実際かなりの数いらっしゃいます。 しかし、私の見る限り、変形性股関節症と診断された方でも、股関節自体に問題のある方は、100人に1人いるかどうかといった少数です。 実際は、腸骨がねじれているために神経の圧迫が起きて、股関節部に痛みが生じている方ばかりなのです。
  この場合、この腸骨のねじれを矯正すれば、股関節の痛みはその場で消失してしまいます。股関節自体に問題がないのですから、整形外科で手術をしたために、 前よりも症状が悪くなる方がおられるのは残念なことです。

  また、民間の治療院などで、片足が短いのを治すと言って、足を引っ張ったりひねったりするのも非常に危険です。 変形性股関節症の方は、これで症状が悪化する場合がありますので、特に注意してください。 そもそも、足を引っ張るというのは股関節脱臼を招く危険な行為ですし、治療のための手技としても、必要のないものだと私は思っています。
  足を組んだり、横座り、アヒル座り、片足に体重をかけて立つこと、また横向きで寝るのも、症状を悪化させますので、絶対に避けてください ね。
  こういう癖のある方は、今は症状がなくても、年齢とともに今後症状が出てくる可能性が高いので注意が必要です。

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